9月11日(日)午後、神奈川県大磯で第3回事前講座~虎御前の謡跡めぐり~を開催しました。
当日は郷土史家、二宮町文化財保護委員でいらっしゃる島崎直人先生のご案内で、復曲能〈和田酒盛〉のヒロイン・虎御前の史跡をたどりました。大勢のお客様にご参加いただき、満員で賑やかに開催することができました。誠にありがとうございました。
以下にTwitterの記事を掲載しておりますのでぜひご覧ください。
訪問地:鴫立庵、延台寺(島崎先生講義、虎御石、謡奉納)、旧東海道散策、虎の化粧井戸、高麗神社、善福寺、高麗山山頂(相模湾、箱根山、三浦半島の眺望)、虎の庵跡(謡奉納)、武家屋敷跡、虎の文塚など
本日の〈和田酒盛〉謡跡巡りで訪れた高来神社。神奈川県の大磯町高麗に鎮座し、かつては高麗神社とも呼ばれた。〈和田酒盛〉の主人公曽我十郎の恋人・虎御前は、兄弟が本懐を遂げた後、ここの寺で出家したという。社の奥は御神体の高麗山。朝鮮半島から渡来した高句麗人が上陸したのがここ大磯という。 pic.twitter.com/X1SXNDSl0b
— 復曲能を観る会 (@hukkyokunou) September 11, 2022
復曲能〈和田酒盛〉の謡跡めぐりで訪れた大磯の延台寺。本堂横の曽我堂法虎庵には遊女・虎御前の成長とともに大きくなったという「虎御石」が祀られています。曽我十郎の身代わり石とも言われ、工藤祐経の刺客による刀傷、矢傷と言われる痕があります。年一回御開帳されますが特別に拝観が叶いました。 pic.twitter.com/M3zyj3UCtw
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江戸時代前期、小田原の崇雪という人が景色の良いこの地に「鴫立沢」の石碑を建てました。そこに刻まれた「著盡湘南清絶地」に因んでこの地が「湘南」と言われるようになったとも伝えられているそうです。 pic.twitter.com/XFFR3xQPqT
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虎女住庵の蹟 pic.twitter.com/MNwAEFDP9U
— 復曲能を観る会 (@hukkyokunou) September 13, 2022
復曲能〈和田酒盛〉の大磯謡跡めぐり。歌川広重の「東海道五拾三次 平塚・繩手道」にも描かれた高麗山の山頂へ。特徴ある山の形は高句麗の人々が渡来する際にも格好の目標になったと言います。相模湾、三浦・伊豆半島、箱根山を一望。晴天の一日、浮世絵に描かれている富士山も望むことができました。 pic.twitter.com/T0bf7j2s63
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